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PLAY! volca!

演奏順を決めるのは、名前を書いたカード。PLAY! volca!はKORGのvolcaを持ち寄り、参加者が交代して音をつなぐイベントだ。坂巻 匡彦が主催し、2013年8月12日、渋谷のソラハウスで開催。会場で鳴らす音をvolcaに絞った。

告知された仕組みは、次の演奏者をカードで引くback-to-back形式。多チャンネルのミキサーと2系統の同期用クロックを用意し、楽器を持たない人にも操作を教えながら参加できるよう案内した。同じ製品を入口に、演奏する人が入れ替わっていく場を組み立てている。

参加者への案内では、電源アダプターを使わず電池で動かすこと、複数台を持ち込めること、4台以上なら連絡することまで決めていた。同期用クロックは同じテンポのものを2つ用意し、テンポの変更は演奏の中で行う。volcaだけを持って来れば接続できるよう、主催側がミキサーを準備する。参加の手順を減らしながら、複数人の演奏を成立させるための段取りである。

演奏者の交代も、固定した出演時間ではなく、本人が十分に演奏したと感じたところで次のカードを引く仕組みだった。告知上の予定では、18時40分にback-to-backを始め、20時30分からは雑談の時間へ移る。ひとりずつの演奏と、その後に話す時間までを含めて場を組み立てている。機材を並べることに加え、いつ次の人へ渡すか、初めての人がどう加わるかをルールにすることで、同じ楽器を持つ人々の集まりを一つの催しにした。

主催者sakamakiは、開催翌日に録音の公開も告知した。録音は途中で止まったため全編ではない。別の投稿動画の説明では、坂巻が4台のvolca keysで演奏したと紹介される。個々の楽器をミキサーへ接続し、演奏者の交代をカードに委ねる。製品の機能と、人が参加するためのルールを組み合わせた遊びの場である。