バババ抜きは、おなじみのババ抜きを、同じ文字を3枚そろえて捨てる遊びへと組み替えたカードゲームだ。坂巻 匡彦は商品企画と共同ゲームデザインを担当。Hayato Isogai、Risato Wakabayashiとの共同制作で、333から通常盤を2026年8月に発売した。

基本のルールは、同じ文字を3枚集めて捨てること。ただし3枚ある「バ」は例外で、最後まで持っていた人が負けになる。身近な遊びの骨格を保ちながら、手札からカードが出入りする意味を変える。引く側と引かれる側の両方に、次の一手を気にする理由が生まれる。

手札をすべて出し切った人から勝ち抜けとなり、最後に3枚の「バ」を持っている人が負ける。そろえる枚数が2枚から3枚になると、あと1枚を待つあいだにも相手が手札を引いていく。必要なカードを引く期待と、そろいかけた組を崩される緊張が同時に生まれる。よく知る遊びを出発点に、手札を見る意味と待つ時間を変える仕組みだ。

通常盤のカードでは、ひらがな一文字を大きく見せ、周囲には小さな文字を添えている。裏面には小さな文字の反復を配し、赤・青・紫の三色が一組のグラフィックをつくる。表で文字を見分け、裏では同じまとまりを感じられる構成だ。箱には黒い「バ」と放射状の線を置き、卓上に広がるカードとは別の強さでゲーム名を伝える。遊びの中心にある文字と三つの組み合わせが、ルールだけでなく、手に取る道具の見え方にも通っている。

333による共同制作として、商品企画と遊びのルールを形にした。2026年5月23日に発売した初回限定版に続き、通常盤では掲載写真のパッケージとカードデザインを採用している。ひらがなを3枚ずつ集める仕組みを、実際に手に取って遊べる一組の道具へ。公式オンラインショップでは販売情報を、関連する初回限定版のページでは別エディションの写真と仕様を紹介している。