Seth — ハロウィン・チャネル
高橋達也と坂巻 匡彦が、sethの名でステージに立つ。2013年10月26日、SuperDeluxeで開催されたHALLOWEEN CHANNELへのライブ出演だ。会場の告知は複数のライブ、DJ、VJを並べ、音と映像が同居するイベントの構成を伝えている。
公式タイムテーブルで、sethのLIVEは23時10分から。高橋達也と坂巻 匡彦による演奏に、Naoto FushimiがVJとして参加した。BRDGの映像では、音と映像を組み合わせたステージの一場面を観ることができる。
会場の出演者紹介は、Hanali、MIDICRONICA 716×894、コバルト爆弾αΩ、UMIOなどのライブに加え、Seimei & TaimeiらのDJを案内している。時間割には音楽家とVJの組み合わせが併記され、音と視覚の関係を一夜の構成として扱う意図が見える。sethもライブの一枠を担い、個別の製品紹介とは異なる場所で二人の音楽を提示した。
Naoto Fushimiの紹介には、Max/MSP Jitterなどで映像プログラムを制作し、音と映像の同期を探っていることが記される。sethの演奏にはNaoto FushimiがVJとして参加し、音と映像を組み合わせた。高橋達也と坂巻の音楽に、プログラムでつくられた視覚表現が重なる。ライブの一場面を収めた映像には、二人の演奏とVJが重なり合うステージの様子が映る。
映像の制作はTMUG/BRDG。電子楽器の企画・開発をそれぞれ担ってきた二人が、ここではsethとして音楽を演奏し、VJが映像を担う。製品をつくる協働とは異なる役割の組み合わせが、ステージの上にある。音を鳴らす人、映像を扱う人、公演を記録する人。短い映像の公開にも、複数の表現者の仕事が重なっている。