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川口メディアセブン littleBitsワークショップ 2014

磁石でつながる小さな部品が、電子回路への入口になる。2014年11月8日、川口市メディアセブンでlittleBitsワークショップが開かれた。主催側の募集案内は、小学1年生から中学生を対象とし、講師をKORGの坂巻と明記している。

メーカーの告知では、Synth Kitを中心に音や光を使った電子工作を体験する内容。会場はワークスタジオB、13時から15時30分、定員15名だった。実施後の主催者レポートには、坂巻が電子回路やシンセサイザーについて説明し、参加者が組み立てや演奏に取り組む様子が掲載されている。

当日は、電子回路やシンセサイザーの説明と、部品を使った制作を組み合わせて進められた。電子回路やシンセサイザーという言葉は、初めて聞く子どもには抽象的かもしれない。しかし、部品をつなぐと音が鳴り、組み方を変えると反応が変わる。その具体的な出来事を手掛かりに、仕組みを表す言葉と実際の現象を結びつけられる。

部品の役割が分かれているキットでは、完成品の内部に隠れている構造を、机の上に並べて考えられる。音を生む部分、音を変える部分、操作する部分をどう組み合わせるかは、使い手自身の選択になる。小学生から中学生までを対象とする少人数のワークショップは、同じ材料から異なる試し方が生まれる場でもある。説明を聞き、その後に自分で組み立てて演奏する流れは、専門用語を覚えることと、音の変化を経験することを近づける。

littleBitsは、部品の役割を保ったまま、接続の仕方を変えられる道具だ。音を出す、光らせる、動かすという反応を確かめながら、組み合わせを考えられる。実施後の記事に残るのも、回路の説明と、組み立てや演奏をする参加者の姿である。仕組みを教わる時間と、自分で反応を試す時間が隣り合う。完成した機械を使うだけでは見えにくい構成要素を、教室の机の上へ取り出す授業が行われた。