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littleBits ワークショップ @FabCafe Taipei

カフェが、電子工作を持ち寄る場所になる。2014年12月、坂巻は台北のFabCafe TaipeiでOpen Hack: littleBits Workshopに参加した。2014年12月10日と12日の二日間、littleBitsのワークショップに参加した。

2013年に開設されたFabCafe Taipeiは、デジタルと実物を行き来する創作や、分野を越えた交流を掲げる拠点だ。そこで扱われたlittleBitsは、電子モジュールを磁石で接続し、音や光、動きの働きを組み合わせるキット。完成した機器を使うことに加え、仕組みを手で組み替えられる点が特徴になる。

FabCafe Taipeiが掲げる活動は、デジタル技術だけで完結するものではない。画面の中で考えたことを、素材や道具に触れながら実物へ移すこと、異なる専門の人が出会うことが、カフェという場所に重なる。電子モジュールを持ち込むワークショップも、完成品を展示するだけの場とは異なる。部品を前にして反応を確かめる時間が、訪れる人同士の会話のきっかけになる。

littleBitsの接続では、音や光、動きといった異なる出力が、同じ仕組みの延長に並ぶ。一つの機能に閉じた道具と比べると、使い手が何を組み合わせるかという選択を表へ出しやすい。反応がすぐ見聞きできるため、言葉での説明に加えて動作そのものを共有できる。国や専門が違う人が集まる拠点と、手元の変化を確かめられる道具との相性はよい。台北での参加は、楽器に関わる技術を、創作の交流が生まれる場所へ持ち出す活動の一つだった。

坂巻は台北のFabCafeで、littleBitsのワークショップに参加した。一方、部品をつなぐ道具と、創作者が集まるカフェという組み合わせには、専門的な制作を日常へ近づける面白さがある。データや完成品に閉じず、手元の接続を変えて反応を確かめる。台北での二つの日付は、littleBitsに関わる活動が、国を越えた場へ展開したことを伝える。