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DS-DAC-100m

ノートPCの中にある音楽ライブラリーを、どこで聴くか。DS-DAC-100mは、DSDに対応する再生環境を持ち運びやすいサイズへまとめたUSB DAコンバーターだ。坂巻は商品企画を担当。ポータブル・ハードディスクほどの筐体に、DS-DAC-100と共通性のある回路構成を採用している。

本体が受け持つのは、デジタル信号をアナログ音声へ変え、ヘッドホンへ出力する部分。2.8224MHz/5.6448MHzのDSDネイティブ再生に対応し、ファイルの読み込みや変換はPC上のAudioGateが担う。小型化しても、ソフトウェアとハードウェアを一組で使う構成は変わらない。

AudioGateと連動するUSB接続では、音楽の管理や再生の操作をPCに残し、変換回路を外へ分ける。専用プレーヤーへライブラリーを移し替える方法と違って、いつも使うコンピューターがそのまま中心になる。小型の本体は、その環境に必要な部分だけを添える存在だ。ノートPCを持ち歩く人にとっては、保存したファイルと再生する機器を別々の体系で管理しない、という選択肢にもなる。

製品のサイズを小さくする際、上位機と共通性のある回路構成を持たせたことも、このシリーズの考え方を示している。大型の据え置き機器と持ち歩く機器で、異なる音楽ライブラリーや操作方法を用意する必要はない。再生ソフトの側を共通にして、置く場所に応じたハードウェアを選べるからだ。数値上の対応形式に加え、机のどこに置けるか、何と一緒に運べるかという条件まで含めて、PCで音楽を聴く環境を組み立てる製品である。

製品発表で坂巻が説明した再生環境の提案を、携帯できる形へ展開したモデルである。音楽を本体へ保存して単独再生するプレーヤーとは異なり、PCが音源の置き場になる。いつものファイルと再生ソフトに、小さな変換器を添える。その組み合わせで、聴く場所を選び直せる構成だ。

出典・関連資料

KORG:DS-DAC-100m 製品情報 ↗