ベルゲンLepton蘇我教室 — littleBitsワークショップ
電子工作の道具が、進学塾の教室へ入る。2014年7月22日、坂巻はベルゲンLepton蘇我教室でlittleBitsワークショップに参加した。学校や展示会に加え、地域の教室にも電子部品を組み合わせる活動を広げた。
littleBitsは、磁石で電子モジュールを接続し、回路の働きを組み合わせるキット。音や光、動きに関わる部品があり、接続を変えると反応も変わる。道具の一般的な特徴としては、部品を一つずつ扱いながら、全体の働きを確かめられるところに面白さがある。
道具としてのlittleBitsを詳しく見ると、完成した電子機器との違いがわかりやすい。機器の内部では固定されているつながりを、使い手が外から変更できる。音が出る部品や光る部品を区別し、接続を変えたあとに何が起きるかを確かめる。キットの紹介が示すこの性格は、仕組みを言葉だけで説明するより前に、具体的な反応に触れるための入口になる。
教室という場所へこうした道具を持ち込むと、考えたことを他者と共有する対象も変わる。口頭の説明や紙に描いた案に加えて、目の前で動くもの、鳴るものを示せるからだ。同じ部品でも、組み合わせによって異なる反応が出ることは、試して確かめる行為を身近にする。大学や科学館、文化施設に加えて、進学塾の教室もlittleBitsに触れる場所となった。専門の制作拠点だけではない場所にも、手を動かして電子技術に触れる機会が設けられていたことがわかる。
坂巻は2014年7月22日、ベルゲンLepton蘇我教室のlittleBitsワークショップに参加した。進学塾の教室と電子モジュールという組み合わせは、電子工作が専門の工房だけのものではないことを感じさせる。部品を接続し、その結果を音や光、動きとして確かめる。littleBitsでは、それぞれのモジュールが持つ働きを、接続する順番や組み合わせによって変えられる。身近な教室へ、仕組みを手で扱う道具が持ち込まれた活動だった。